【巴賞2026】過去10年データとの条件一致度を分析|⭐️一致度ランキング上位6頭

JRAデータ分析

レース概要

2026年7月12日に函館競馬場で行われる巴賞は、3歳以上のオープン馬による芝1800mの別定戦です。

函館芝1800mは、直線の瞬発力だけでなく、コーナーで好位置を確保する器用さや持続力も問われるコース。過去10年では上位人気馬の勝利が多い一方、2019年には13番人気馬が勝利しており、人気だけでは判断できないレースでもあります。

今回は馬券の買い目を決める予想ではなく、出走各馬が過去の勝ち馬に見られた条件へ、どの程度一致しているかを分析します。

巴賞の勝ち馬条件

過去10年の勝ち馬データから、次の12項目を設定しました。

① 4〜6歳
② 牡馬またはせん馬
③ 斤量54〜58kg
④ 想定1〜5番人気
⑤ 1〜6枠
⑥ 近走で4コーナー6番手以内の競馬を経験
⑦ 前走が芝のオープン・リステッド・重賞
⑧ 前走距離が芝1600〜2000m
⑨ 前走3〜15着
⑩ 近走のレース指数が100以上
⑪ 芝1800〜2000mで勝利、またはオープン級好走実績
⑫ 前走から約4か月以内

1項目を約8.3%として計算し、小数点以下を四捨五入しています。

⭐️条件一致度ランキング

1位 ④シルトホルン 100% ⭐️5

2位 ②パレハ 92% ⭐️5

3位 ⑨レディネス 92% ⭐️5

4位 ③タシット 75% ⭐️4

5位 ⑤キョウエイブリッサ 75% ⭐️4

6位 ⑧ストレイトトーカー 75% ⭐️4

1位 ④シルトホルン

一致率:100%
⭐️評価:⭐️5

一致した条件

設定した12条件すべてに一致しました。

6歳牡馬、58kg、内寄りの3枠、前に位置できる脚質という基本条件をクリア。前走は芝1800mのエプソムCで7着でしたが、勝ち馬とは0.4秒差で、レース指数も106を記録しています。

2走前の福島民報杯3着、3走前の小倉大賞典5着など、芝1800〜2000mのオープン級で安定した内容を残している点も高評価です。

減点になった条件

該当なし。

総合評価

過去の巴賞勝ち馬に多い年齢、斤量、枠、脚質、前走格、距離実績のすべてに一致。今回のメンバーで、データ上もっとも欠点の少ない存在です。

2位 ②パレハ

一致率:92%
⭐️評価:⭐️5

一致した条件

5歳、55kg、2枠、上位人気圏、前走重賞、芝1800mという主要条件に一致しました。

前走の福島牝馬Sは9着でしたが、着差はわずか0.5秒。近走では福島記念3着、小倉牝馬S7着など、芝2000mの重賞でも大きく崩れていません。

減点になった条件

過去10年の勝ち馬は牡馬・せん馬が9頭を占めており、牝馬である点のみ不一致となりました。

総合評価

性別傾向以外は11条件に一致。内枠、斤量、重賞経験、近走指数のバランスが良く、過去データとの重なりは非常に大きくなっています。

3位 ⑨レディネス

一致率:92%
⭐️評価:⭐️5

一致した条件

4歳牡馬、57kg、上位人気圏、6枠、先行可能な脚質に一致。前走は白富士S4着で、芝2000mのリステッド競走において指数103を記録しました。

2走前には阪神芝1800mの元町Sを1分44秒7で勝利しており、今回の距離への適性も確認できます。

減点になった条件

前走が1月31日で、約5か月半ぶりの実戦となる点を減点しました。

総合評価

休み明け以外はすべて一致。巴賞で好成績を残している4歳馬で、先行力と1800m実績を兼ね備えている点がデータ上の強みです。

4位 ③タシット

一致率:75%
⭐️評価:⭐️4

一致した条件

57kg、内寄りの3枠、前に行ける脚質、前走オープン、芝1800m、近走指数100以上などに一致しました。

前走のジューンSでは逃げて2着。勝ち馬との差は0.1秒で、指数105と高い内容を残しています。

減点になった条件

7歳で年齢条件から外れること、想定10番人気であること、前走2着で「前走3〜15着」の傾向に該当しない点を減点しました。

総合評価

年齢と人気条件は外れますが、前走内容の良さは出走馬上位。2019年には8歳馬が勝利しているため、年齢だけで大きく評価を下げる必要はありません。

5位 ⑤キョウエイブリッサ

一致率:75%
⭐️評価:⭐️4

一致した条件

6歳牡馬、57kg、4枠、前走重賞、芝1600m、前走10着、指数106などに一致しました。

前走のマイラーズCは10着ながら、勝ち馬とは0.4秒差。上がり32秒8を記録しており、着順以上に内容のあるレースでした。

減点になった条件

想定7番人気、近走で4コーナー6番手以内の競馬が少ないこと、芝1800〜2000mでの明確なオープン級実績が不足している点を減点しました。

総合評価

距離延長への対応がポイントですが、前走のレース格と指数は高水準。着順だけでは判断しにくいタイプで、能力面の数値は条件に強く一致しています。

6位 ⑧ストレイトトーカー

一致率:75%
⭐️評価:⭐️4

一致した条件

4歳牡馬、57kg、5番人気、5枠、逃げ・先行脚質、前走重賞、芝1800mなどに一致しました。

2走前には中山芝1600mの3勝クラスを逃げ切っており、前で運べる機動力は巴賞の傾向に合っています。

減点になった条件

前走エプソムCが16着、指数99で100に届かなかったこと、芝1800〜2000mのオープン級好走実績がない点を減点しました。

総合評価

前走結果は大きな減点ですが、4歳、上位人気圏、先行力という巴賞向きの条件を持っています。逃げ切りが多いレースではないため、道中で力まず運べるかが一致度を左右します。

今回もっとも条件一致した馬

今回、過去10年の勝ち馬条件にもっとも一致したのは、④シルトホルンです。

12項目すべてに一致し、一致率は100%。年齢、斤量、枠順、脚質に加え、前走が重賞の芝1800mで、勝ち馬と0.4秒差だった点も過去傾向に合っています。

これは勝利や馬券購入を保証する評価ではありませんが、今回の出走馬の中では、過去の巴賞勝ち馬にもっとも近い条件を持つ馬と判断できます。

まとめ

巴賞は上位人気馬の勝利が多い一方、人気だけで決まるレースではありません。

特に重要なのは、芝1600〜2000mのオープン級から臨むこと、4〜6歳、54〜58kg、前めの位置を取れること、近走で指数100以上を記録していることです。

今回の条件一致度上位は以下の6頭となりました。

1位 ④シルトホルン 100% ⭐️5
2位 ②パレハ 92% ⭐️5
3位 ⑨レディネス 92% ⭐️5
4位 ③タシット 75% ⭐️4
5位 ⑤キョウエイブリッサ 75% ⭐️4
6位 ⑧ストレイトトーカー 75% ⭐️4

巴賞2026では、④シルトホルンが唯一の完全一致。②パレハと⑨レディネスも、一つの減点だけで⭐️5評価となりました。

あくまでも過去データとの一致度を数値化した分析ですが、それぞれの馬が「どの条件に一致し、どこが減点されたのか」を比較する材料として参考にしてください。