2026年の新潟記念について、オルフェ式データ競馬ラボ独自の「推定勝率」を算出しました。
今回の推定勝率で重要なのは、人気やオッズから強さを判断していないことです。
過去の新潟記念で勝った馬の傾向に加えて、年齢、斤量、枠順、脚質、距離適性、コース適性、前走クラス、近走内容などを評価。
さらに今年の出走馬同士の相対的な能力差を考慮し、全11頭の勝率合計が100%になるように振り分けています。
この記事では、その中から推定勝率TOP6を詳しく見ていきます。
📊 推定勝率とは?
推定勝率は「その馬が今回のレースで勝つ可能性」を、過去データと近走成績から数値化したものです。
条件一致度ランキングとは目的が異なります。
✅ 条件一致度
「過去の好走馬・勝ち馬条件にどれだけ合っているか」
✅ 推定勝率
「条件一致度+近走内容+コース適性+今回のメンバー内での相対能力」
この違いを意識して評価しています。
例えば、過去データとの相性が非常に良い馬でも、近走内容や今回の相手関係で大きく見劣る場合、推定勝率まで高くなるとは限りません。
反対に、条件一致度で多少減点材料があっても、GⅠやGⅡなどで高いパフォーマンスを見せている馬なら、能力差を考慮して推定勝率が上がる場合があります。
🏇 2026年新潟記念 推定勝率TOP6
🥇 ⑧ダノンシーマ
推定勝率 22.0%
条件一致スコア 94
🥈 ③ロデオドライブ
推定勝率 19.0%
条件一致スコア 91
🥉 ⑤ゾロアストロ
推定勝率 14.0%
条件一致スコア 87
4位 ⑪ステレンボッシュ
推定勝率 10.5%
条件一致スコア 82
5位 ⑨アーバンシック
推定勝率 9.0%
条件一致スコア 79
6位 ⑩バレエマスター
推定勝率 7.5%
条件一致スコア 76
⭐️ 1位 ⑧ダノンシーマ|推定勝率22.0%
今回、最も高い推定勝率としたのが⑧ダノンシーマです。
4歳という年齢条件に加え、近4走は1着、1着、3着、3着と非常に安定しています。
特に注目したいのが白富士Sです。
東京芝2000mを1分57秒0、上がり32秒7で勝利。新潟記念で重要になる長い直線での瞬発力という点で、高く評価できる内容でした。
前走の目黒記念でもGⅡで僅差の3着。
川田将雅騎手が継続して騎乗する点も、今回の過去データと合致します。
条件への適合度と現在の能力を総合し、推定勝率22.0%としました。
⭐️ 2位 ③ロデオドライブ|推定勝率19.0%
③ロデオドライブは3歳という点を高く評価しました。
過去データでは3歳馬の成績が良く、今回の重要条件のひとつです。
さらにNHKマイルCを上がり33秒3で勝利。
ここまで4戦3勝、2着1回と底を見せておらず、今回のメンバーでも能力上位と判断しています。
一方で、これまでの主戦場は1600m。
今回は芝2000mへの距離延長となり、前走から騎手も乗り替わります。
絶対能力は高く評価しながらも、この不確定要素を考慮して22.0%のダノンシーマより少し下げ、19.0%としました。
⭐️ 3位 ⑤ゾロアストロ|推定勝率14.0%
⑤ゾロアストロも3歳馬です。
きさらぎ賞を勝ち、東京スポーツ杯2歳Sでも2着。
過去には上がり32秒7を記録しており、直線で速い脚を使える点は新潟記念との相性を考えるうえでプラス材料です。
前走の皐月賞は12着でしたが、上がり34秒0。
過去の新潟記念では前走で大敗していた馬からも勝ち馬が出ているため、前走着順だけを理由に大きく評価を下げていません。
3歳、55kg、末脚という条件を評価し、推定勝率14.0%としました。
⭐️ 4位 ⑪ステレンボッシュ|推定勝率10.5%
⑪ステレンボッシュは5歳、56kg。
前々走のエプソムCでは2着しており、重賞で通用する能力を示しています。
枠も8枠。
過去10年の新潟記念では8枠から3頭の勝ち馬が出ています。
一方、前走の安田記念は10着。
今回は前走騎乗したD.レーン騎手から戸崎圭太騎手への乗り替わりとなるため、継続騎乗を重視する今回のデータでは減点材料となります。
能力と条件を総合して10.5%としました。
⭐️ 5位 ⑨アーバンシック|推定勝率9.0%
⑨アーバンシックで最も評価したいのが末脚です。
2025年の天皇賞・秋では5着ながら上がり32秒2。
過去の新潟記念は差し・追い込みタイプの好走が非常に多く、直線で速い上がりを使える能力は大きなプラス材料です。
5歳という年齢条件も合致し、三浦皇成騎手が前走から継続騎乗します。
ただし今回は59kg。
さらに前走の金鯱賞が14着だったことも考慮し、上位3頭ほど高い勝率には設定していません。
推定勝率は9.0%です。
⭐️ 6位 ⑩バレエマスター|推定勝率7.5%
⑩バレエマスターは7歳という年齢がマイナス材料です。
それでもTOP6に残した最大の理由が新潟コースでの実績です。
2026年の新潟大賞典では12番人気ながら2着。
新潟芝2000mで上がり33秒4を記録しており、今回と近い舞台ですでに高いパフォーマンスを見せています。
差し・追い込み型で、菊沢一樹騎手も前走から継続騎乗。
年齢による減点はありますが、コース適性を無視できないため推定勝率7.5%としました。
📊 推定勝率TOP6一覧
1位 ⑧ダノンシーマ
22.0%
2位 ③ロデオドライブ
19.0%
3位 ⑤ゾロアストロ
14.0%
4位 ⑪ステレンボッシュ
10.5%
5位 ⑨アーバンシック
9.0%
6位 ⑩バレエマスター
7.5%
TOP6だけで合計82.0%となります。
残り18.0%についても、TOP6以外の5頭にそれぞれ勝つ可能性があるものとして配分しています。
⑥チェルヴィニア 5.0%
②サヴォーナ 4.0%
④ドゥレッツァ 3.5%
①ボーンディスウェイ 3.0%
⑦ジュンブロッサム 2.5%
これにTOP6を合わせ、全11頭の推定勝率合計を100.0%としています。
✅ 人気・オッズは推定勝率に使用しません
今回の推定勝率を算出する際、単勝人気や単勝・複勝オッズは使用していません。
市場からの評価を先に見てしまうと、「人気だから強い」「人気薄だから勝ちにくい」といった判断が推定勝率に入り込む可能性があるためです。
そのため、オルフェ式データ競馬ラボでは、
「馬のデータから推定勝率を先に確定する」
という順番を採用します。
🔒 推定勝率はオッズを見ても変更しない
ここも今回の検証では重要なルールです。
一度確定した推定勝率は、その後に単勝オッズを確認しても変更しません。
例えば⑧ダノンシーマの推定勝率22.0%は、最終的に何番人気になっても22.0%のままです。
③ロデオドライブ19.0%、⑤ゾロアストロ14.0%など、その他の馬についても同様です。
オッズに合わせて推定勝率を変更してしまうと、事前に算出した勝率と市場評価を公平に比較できなくなるからです。
🏁 まとめ
2026年新潟記念の推定勝率1位は、
🥇⑧ダノンシーマ 22.0%
となりました。
続いて、
🥈③ロデオドライブ 19.0%
🥉⑤ゾロアストロ 14.0%
と評価しています。
今回のポイントは、単純な条件一致度ランキングではありません。
過去の勝ち馬条件への一致度をベースに、近走内容、距離・コース適性、脚質、年齢、斤量、枠順、騎手、そして今回のメンバー内での相対的な能力差まで考慮して推定勝率を算出しました。
また、人気やオッズは推定勝率の計算には使用していません。
この推定勝率はここで確定し、今後オッズが発表・変動しても変更しません。
なお、この記事では期待値の計算や馬券の買い・見送り判定は行いません。
推定勝率は過去データをもとにした独自の分析値であり、レース結果や的中、利益を保証するものではありません。
オルフェ式データ競馬ラボでは、この推定勝率を記録しながら、実際の結果と照らし合わせて継続的に検証していきます。

