ローズステークス2026の出走馬について、過去10年の勝ち馬傾向と各馬の近走成績を基に推定勝率を算出しました。
今回の記事では、人気や単勝・複勝オッズを一切使用していません。
過去データとの一致度だけでなく、近走内容、距離適性、脚質、コース適性、今回のメンバー内における相対的な能力差まで考慮しています。
📊推定勝率とは?
推定勝率とは、それぞれの馬が今回のレースで勝つ可能性を数値化したものです。
条件一致度が「過去の勝ち馬条件にどれだけ合っているか」を示すのに対し、推定勝率では次の要素も加えて判断しています。
✅前走のクラスと着順
✅重賞やGⅠで示した能力
✅近走の走破内容と着差
✅距離・コース適性
✅脚質
✅継続騎乗
✅枠順
✅今回のメンバー内での相対能力
似た意味を持つ条件を何度も加点することは避け、過去データで勝利との関連が強かった条件ほど重く評価しました。
なお、人気やオッズは推定勝率の計算に使用していません。
🏆推定勝率TOP6
🥇1位 ⑩スウィートハピネス
条件一致スコア:86点
推定勝率:15.5%
前走のオークスでは5着に入り、勝ち馬からわずか0.1秒差でした。
能力を示す指数110は今回のメンバーで最上位。過去10年のローズステークスでも、オークス5着以内だった馬は非常に高い好走率を残しています。
阪神JF4着の実績もあり、世代上位クラスを相手に戦ってきた経験は大きな強みです。
一方、今回は乗り替わりとなり、1800~2000メートルでの実績が確認できない点は割引材料です。
それでも、過去傾向と相対能力を総合して推定勝率1位としました。
🥈2位 ⑦モンローウォーク
条件一致スコア:61点
推定勝率:14.0%
デビューから3戦3勝の無敗馬です。
前走の2勝クラスでは、重馬場の芝1800メートルを先行して0.6秒差で完勝しました。今回のメンバーに入っても、近走の勢いと勝ち切る能力は高く評価できます。
ただし、過去10年のローズステークスでは、前走2勝クラスだった馬から勝ち馬が出ていません。
乗り替わりに加え、過去の勝ち馬では少なかった先行型であることも条件面ではマイナスです。
条件一致スコアは高くありませんが、無敗の実績と前走内容を相対能力に反映して推定勝率2位としました。
🥉3位 ⑥イクシード
条件一致スコア:90点
推定勝率:13.5%
今回の出走馬で、過去の勝ち馬条件に最も近いのがイクシードです。
前走は芝1800メートルの1勝クラスを勝利。過去10年の勝ち馬10頭中3頭が、前走1勝クラスを勝って出走していました。
フラワーカップでも3着に入り、重賞で通用する能力を示しています。
3戦すべて3着以内、芝1800メートルで2戦とも好走、ルメール騎手の継続騎乗とプラス材料がそろっています。
前走の勝ち幅が小さかった点は気になりますが、過去傾向、距離適性、安定感のバランスに優れた一頭です。
⭐️4位 ⑪レイクラシック
条件一致スコア:78点
推定勝率:12.5%
オークスでは6着でしたが、勝ち馬との着差はわずか0.1秒でした。
着順はオークス5着以内という強い条件から外れていますが、レース内容は上位馬とほぼ互角です。
休養後の前走では芝2000メートルの1勝クラスを勝利。GⅠで好走した後に条件戦を勝っている点からも、能力と成長力を評価できます。
芝2000メートルへの適性も高く、差す競馬にも対応できます。
一方、乗り替わりと8枠はマイナス材料です。それでも、オークスと前走の内容を評価して推定勝率4位としました。
⭐️5位 ⑫タイセイボーグ
条件一致スコア:62点
推定勝率:11.5%
チューリップ賞1着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着という重賞実績があります。
近4走の能力指数も102、109、109と高水準。これまで6戦して一度も3着以内を外していない安定感も魅力です。
差す競馬ができ、継続騎乗となる点もプラスです。
ただし、過去10年のローズステークスでは前走GⅡ・GⅢ組から勝ち馬が出ていません。
芝1800メートル以上の実績がなく、約半年ぶりの実戦となる点も課題です。
条件一致度は高くありませんが、今回のメンバーでは能力上位と判断して推定勝率5位としました。
⭐️6位 ②エンネ
条件一致スコア:84点
推定勝率:10.0%
前走のオークスでは7着でしたが、勝ち馬との着差は0.3秒でした。
後方から上がり33秒1を記録しており、差し・追い込みが優勢だった過去傾向に合っています。
フローラステークスでも2着に入り、芝2000メートルへの適性を証明。前走と同じ坂井瑠星騎手が騎乗することもプラスです。
一方、現時点でJRA通算1勝にとどまる点は、2勝以上の馬が中心だった過去データと比べてマイナスです。
勝ち切る力には確認が必要ですが、GⅠでの内容と末脚を評価してTOP6に入れました。
📊推定勝率TOP6一覧
1位 ⑩スウィートハピネス 15.5%
2位 ⑦モンローウォーク 14.0%
3位 ⑥イクシード 13.5%
4位 ⑪レイクラシック 12.5%
5位 ⑫タイセイボーグ 11.5%
6位 ②エンネ 10.0%
TOP6合計:77.0%
📊全出走馬の推定勝率
1位 ⑩スウィートハピネス 15.5%
2位 ⑦モンローウォーク 14.0%
3位 ⑥イクシード 13.5%
4位 ⑪レイクラシック 12.5%
5位 ⑫タイセイボーグ 11.5%
6位 ②エンネ 10.0%
7位 ①アンジュドジョワ 8.0%
8位 ⑤ファストフォワード 5.0%
9位 ③スマートプリエール 3.0%
10位 ⑨ナムラコスモス 2.5%
11位 ⑧ミリタリータトゥー 2.5%
12位 ④アンディムジーク 2.0%
全12頭合計:100.0%
TOP6以外の馬にも、それぞれの実績や適性に応じて勝率を配分しています。
全出走馬の推定勝率を合計すると、ちょうど100%になります。
✅推定勝率はオッズを見ても変更しません
今回の推定勝率は、人気や単勝・複勝オッズを見る前に確定しています。
後からオッズを確認しても、推定勝率そのものは変更しません。
これは、馬の能力評価と市場の評価を混ぜないためです。
推定勝率を固定しておくことで、後から単勝オッズを掛け合わせた際に、市場から過小評価されている馬がいるかを客観的に検証できます。
ただし、この記事では期待値計算や買い判定は行いません。オッズ確定後の期待値分析は別の記事として扱います。
🔥まとめ
ローズステークス2026の推定勝率1位は、オークス5着で指数110を記録した⑩スウィートハピネスの15.5%です。
2位は3戦無敗の⑦モンローウォーク、3位は過去の勝ち馬条件に最も合致する⑥イクシードとなりました。
⑦モンローウォークや⑫タイセイボーグのように、条件一致スコアが低くても相対能力の高さによって推定勝率が上がる馬もいます。
反対に、過去傾向に合っていても、重賞での実績や比較材料が少ない馬には慎重な勝率を設定しました。
条件一致度は「過去の勝ち馬条件にどれだけ合うか」、推定勝率は「今回のメンバーを相手に実際に勝つ可能性」です。
この2つを分けて考えることが、オルフェ式データ競馬ラボの分析方針です。
※今回の推定勝率は、提供された過去データと各馬の近走成績を基に独自算出したものです。
※的中や利益を保証するものではありません。馬券の購入はご自身の判断と責任でお願いいたします。

