2026年9月26日に中山芝2000mで行われる芙蓉ステークス。過去10年を見ると、馬券圏内30頭中28頭が上位5番人気以内で、比較的順当な決着が多いレースです。一方、勝ち馬には前走1着馬や先行タイプが目立ちます。今回は人気やオッズを評価材料にせず、過去の勝ち馬傾向と各馬の近走内容を照らし合わせて条件一致度を分析します。
【芙蓉ステークスの過去10年傾向】
📊まず注目したいのが脚質です。
過去10年の1着馬は、
・逃げ 0頭
・先行 7頭
・差し 3頭
・追込 0頭
となっており、勝ち馬の70%が先行タイプです。
馬券圏内30頭まで広げても22頭が逃げ・先行。中山芝2000mらしく、極端な後方待機よりも好位で流れに乗れるタイプを評価したいレースです。
一方、逃げ切り勝ちは過去10年でゼロ。単純に前へ行けば良いのではなく、2〜5番手付近で折り合える馬が理想でしょう。
✅前走1着も重要です。
過去10年の勝ち馬10頭中7頭が前走1着。特に新馬・未勝利を勝ってここへ進んできた馬が多く、前走で勝ち切る能力を見せている馬は高く評価できます。
また、勝ち馬は芝1800〜2000mからのローテーションが中心。今回も中距離経験を重視します。
【条件一致度ランキングTOP6】
⭐️1位 ②ジョドレルバンク
東京芝1800mの新馬戦を好位から抜け出して勝利。5番手付近から運べる脚質は過去の勝ち馬傾向と一致し、上がり33秒7も優秀です。前走1着、芝1800m実績、内枠と主要条件を高いレベルで満たします。
⭐️2位 ⑤タイヴァス
新潟芝2000mの新馬戦を2番手から押し切って勝利。今回と同じ2000mを経験済みで、過去10年で勝ち馬の中心となっている先行タイプなのも強みです。前走1着+2000m+先行という組み合わせは非常に魅力的です。
⭐️3位 ⑧スタースポット
福島芝1800mの新馬戦を3番手付近から勝利。3-2-3-2の通過順は芙蓉Sで好成績を残してきた先行型そのものです。外枠は少し割引ですが、前走1着と中距離実績を備えており、データ適性は高い一頭です。
⭐️4位 ④コスモプルー
中山芝1800mの未勝利戦を4番手から勝っており、すでに中山コースを経験している点はプラスです。新馬戦でも2着と安定しており、好位で競馬できるタイプ。前走から間隔が短い点をどう見るかがポイントになります。
⭐️5位 ⑥レオンティウス
福島芝1800mの未勝利戦を中団前目から勝利。新馬戦ではジョドレルバンクの2着でしたが、上がり33秒6を記録しています。2戦とも芝1800mで安定しており、距離延長に対応できれば上位進出が期待できるタイプです。
⭐️6位 ①ニシノリリックス
前走は新潟芝2000mの未勝利戦を勝利しており、2000m経験と前走1着は好材料です。ただし7-7-7-7からの差し切りで、先行馬優勢の過去傾向とは少しズレます。最内枠を生かして普段より前で運べれば評価を上げられそうです。
【注目馬】
✅⑤タイヴァス
今回の注目馬は条件一致度2位の⑤タイヴァスです。
前走は新潟芝2000mで2番手から勝利。過去10年の芙蓉ステークスでは勝ち馬10頭中7頭が先行タイプで、さらに7頭が前走1着でした。
タイヴァスは「前走1着」「芝2000m経験」「先行力」という重要項目をすべてクリアしています。
新馬戦1戦のみで能力比較には未知の部分がありますが、過去データだけで見れば今回の条件に非常に合うタイプ。上位争いだけでなく、組み合わせ次第では単穴候補としても注目したい一頭です。
【まとめ】
📊2026年の芙蓉ステークスは、過去10年の傾向から「前走1着」「芝1800〜2000m実績」「好位から先行できる脚質」を重視しました。
条件一致度1位は②ジョドレルバンク。
⑤タイヴァス、⑧スタースポットも前走勝ちと先行力を兼ね備えており、データとの相性は良好です。
特に⑤タイヴァスは2000mを先行して勝っている点が魅力で、条件一致度1位以外から選ぶ注目馬としました。
少頭数戦だけに展開の影響も大きくなります。逃げ切りが過去10年で一度もない点を考えると、逃げ馬そのものよりも、その直後の好位で脚を温存できる馬を重視したいレースです。

